エンディングノートはいつ書くべきなのか?

佐賀県唐津市の司法書士松本隆宏です。

エンディングノートを何時書くべきか?考えさせられることがありました。

実は、最近母が亡くなりました。癌でした。
余命半年の告知を受けて、家族と過ごす穏やかな期間がありました。
抗がん剤の治療をされた方は分かると思います。
それまでは闘病で大変キツイ思いをしてきました。
治療することを辞め、緩和ケアで最期を迎えることを家族で覚悟しました。

そこで、私は、母のそれまでの人生や母のレシピを知りたいと思いエンディングノートを渡しました。私が渡したのはこれです。

しかし、母はエンディングノートをほとんど書いてくれませんでした。
よく考えれば、あと半年と医者に言われて落ちついて書くことなんて、無理ですよね。
自分なら、パニックになっていろんなことを考える余裕も暇もないでしょう。

書いてもらったのはわずかですが、「葬儀について」は書いてありましたので
本人の希望を一部叶えてあげることが出来ました。

エンディングノートだけでなく、遺言もしかり。
自分の最期がわかったときではなく、思い立った時に、早めに書いていただいた方がよいですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする