司法書士おススメのエンディングノート その1

エンディングノートの書き方のセミナーを5年以上やっております。
おもに唐津のゆめさが大学で、高齢者の方々に年に一回程度講演させていただいています。

講演をする資料としてたくさんのエンディングノートの購入したり、インターネットで探したりしているなかで、エンディングノートといってもたくさんの種類があり、それぞれおススメできる点とそうでない点がありました。

エンディングノートをいくつかご紹介できればと思います。

まず初めに紹介するエンディングノートは、島根県司法書士会のHPで無料で配布されているエンディングノートです。私の講演の際にもみなさまに紹介させていただき、このエンディングノートをもとに説明させていただくこともありました。当時、講演前に島根県の司法書士会に使用の旨をお願いして許諾いただきました。

良い点 文字が大きく見やすい。
介護や相続について簡潔にまとめられている。

もうひとつな点 デジタル遺産についての記載がない。
個人のパーソナルな事項(思い出等)の記載がすくない。
遺影の写真が保管できる等の工夫がない。
自分でコピー用紙に印刷するためエンディングノートとして保管方法に注意が必要。

個人的には、はじめの一歩としてこのエンディングノートに記載していただき、物足らない場合、ほかのモノに記載をしてもいいのではないでしょうか?

評価 5段階
文字の大きさ  5
わかりやすさ  4
オリジナリティ 1
値段      5

島根県司法書士会のHPにはこういう記載もあります。

エンディングノートには法的効力がありません。エンディングノートはあなたの思いを家族や周囲の人に伝えるだけで、遺族がエンディングノートに従う義務はありません。法的効力を希望される方やエンディングノートの書き方がご不明な方は、お気軽に最寄りの司法書士にご相談下さい

エンディングノートを記載する場合は、是非、遺言書とセットで検討をお願いします。

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